エビスト3周年イベの感想《前編 ~イベントまでの大まかな流れについて~》

8beatStory♪ 8/pLanet!! 3rd Anniversary Special Event 「Standing on the Stage」に参加してまいりましたので、感想を置いておこうと思います。

 

ですが、まずは、このイベントまでの大まかな流れを説明したいと思います。

 

ほんといろいろありましたね…

 

ということで、前編ではちょうど1年前の5/12、
8beatStory♪ 8/pLanet!! 2nd Anniversary 4th LIVE 「On the pLaNET!!」
が終演してからの大まかな流れを書いていこうと思います。

 

4thライブ本当に楽しかったんです。これは嘘偽りありません。
これがその証拠。

http://sweetfish.hatenablog.com/entry/2018/05/18/180103

しかし、心はなぜかどよめいているという感じでした。
それがなぜなのか、すぐには理由がわかりませんでした。

 

ハニプラの敵である2_wEiが乱入してくることはわかっていたし、確かにその2人のパフォーマンスは初披露とは思えないほど圧巻のものだったけど、ハニプラだって負けないぐらい素晴らしいパフォーマンスを見せていたし、そこに何の不満もありませんでした。セトリも強い曲ばかりでとても楽しかったです。
2_wEiだけ次のライブが決まって、ハニプラは何も発表がないままライブが終わったのも、確かにショックではあったんですが、どうせそのうちハニプラの方もライブが発表されるだろうとのんきに構えていたつもりです。
今まで毎回やってきた希望の歌「ファンタジア」がセトリから抜けていたことも「DREAMER」が聞けたししょうがないと思っていました。
そうやって、目に見える不安点は自分の中でしっかり消化していました。

 

でも、心は目に見えなかった何かにすごく不安を抱えていました。
それは何とも形容しがたいものですが、一言で言うなら「雰囲気」です。
ライブって楽しい「雰囲気」に包まれていますよね。
演者もオタクもみんな盛り上がって、会場が一体となる最高の場所です。
そうであるはずなのに、4thライブでのハニプラからはその楽しい「雰囲気」がいつもより欠けていた気がしたんです。
むしろ何か暗い「雰囲気」に抑え込まれているような感覚がありました。
最初は緊張から来るものだろうと思っていました。
しかし、盛り上がり絶頂のライブ終盤になってもその暗い「雰囲気」が抜けきっていない感じがあったんです。

 

これに加え、次のライブの発表がなかったこと、ファンタジアをやらなかったこと、MCがいつもよりとても短かったことなどもあり、ライブ後の自分は楽しいライブが終わった後のはずなのになぜか軽く絶望しかけていたんです。
なんで、ライブ行ってこんな気持ちになるんだと思ってモヤモヤして気分が晴れませんでした。
このとき抱えていたモヤモヤの間接的な原因があのことだとは、まぁこの時点では想像がつくはずもなく…

 

その後、怒涛の勢いで強い曲を出し続ける2_wEiに負けじと、8,9,10月の3か月連続でミニアルバムリリースなどの活動を続けてきたハニプラ。
でも、おかしい。いくら待ってもライブが来ない。
しかも4thの円盤情報についても全く現れる気配がない。
ハニプラのライブはいつなんだ。そんなことを思っている矢先にeプラスがイベントのお漏らしをしやがりました。

 

「歩み 2016~2018…」というタイトルのイベントが12/8に行われるらしい。
キャパも4thのZeppと比べたら相当小さい。
どんなイベントをやるんだと思っていたらその日のうちにあの通告が来ました。
橘彩芽役の青野菜月さんが声優を引退するというお知らせ。
歩みは青野さんが最後に彩芽として出演するエビストのイベントだというお知らせ。
ちょうど同時期にいろんなところで声優引退の話を聞いており、うちは大丈夫だろなんて楽観視していたところにこのお知らせが来ました。
ちょっと精神的に厳しくなってしまいました。

 

そんな状態のまま11/18に2_wEiの1stライブへ足を運びました。
4thライブでこのライブの開催が発表された瞬間は正直そこまで乗り気ではありませんでしたが、その後の運営によるツイートで「全てが繋がっている」という旨の内容があり、面白そうだし行ってみるかという軽い気持ちで申し込みました。
当日は、青野さんの引退が決まっている状態でハニプラの敵である2_wEiのライブに足を運ぶのは結構なためらいがありましたが、チケットも取ってあるし、ライブ前に出たアルバムの曲は強いし行かないとなと思ってなんとか行くことができました。
そんな気持ちで臨んだライブでまさか2_wEiの言葉に元気づけられるとは思っていませんでした。
「会いたい人には今すぐ会いに行け」という、会いたい人がもう会えない状況になってしまった2_wEiの言葉。
声優としてではなく完全にキャラになりきってステージに立つことで伝わった、しっかりとした納得感のある言葉。
この言葉に支えられて青野さんの最後のイベント「歩み」にきちんと向き合うことができるようになった気がしました。
2_wEiの快進撃は止まらず、1stライブの追加公演が生バンド付きでやることが決定しました。
http://sweetfish.hatenablog.com/entry/2018/11/25/011900

 

そして迎えた歩み。
その時の感想はこちら。

https://note.mu/ayu_ko_mimo/n/n40ca16445e0a

悲しみにきちんと向き合わせてくれたことで、逆に現実を受け入れられるようになりました。このイベントを終えて気づいたのは、自分が4thで感じた暗い雰囲気やそれによるライブ後のモヤモヤ感は、このことが原因だったのかもしれないということでした。
ここからは自分の憶測なのですが、おそらくハニプラは4th時点でこの事実を知っていたのだと思います。それ故にライブで明るくなりきれなかった。
運営ももちろん知っていてそれ故に次のライブの発表ができなかった。
この事実を受けて一番ショックだったのはオタクたちなんかではなく、ハニプラのメンバーたちであるということを歩みで実感しました。

 

悲劇はこれで終わりだと思っていました。
しかし、青野さんに続く形で、鈴音役の吉井さんまでもが声優引退となりました。
彩芽役の新しい声優が山下さんに決まって、3周年のイベントも決まってハニプラ再起の時をまっている時の出来事です。
1度引退という大きすぎるショックを受けた後だったせいか、ショックすぎて心がもう動かない感覚になりました。

 

そしてそんな精神状態のときにまたやってくるんです。2_wEiのライブが。
11/18のライブで完全に2_wEiにも心を掴まれていたので、ライブへ行くのにはためらいはありませんでした。
ただセトリが毎回同じなことに少し飽きを感じていたら夜の部でぶちかまされました。
その時の感想はこちらです。

http://sweetfish.hatenablog.com/entry/2019/03/11/021428

そして、また2_wEiの言葉に救われました。
「辛いなら下を向けばいい。後悔があるなら振り返ればいい。それでも2_wEiのライブの時くらいは今と同じように前を向かせてやる。」
なんて頼もしい。吉井さんの引退でハニプラやエビストに対する気持ちがあと一歩のところまで折れかかっていたのが、なんとか復活を遂げました。

 

こうして紆余曲折ありながらも、自分はなんとか3周年イベを迎えることができたのです。
今思うと4th後に運営がツイートしていた「全てがつながっている」という言葉が本当だったのだなあと感じます。
ハニプラが上のような事情で中々現実世界で活動することができない中で、2_wEiがたくさん活動しているのをよく思わないような旨のツイートを見たことがあります。
早くハニプラのイベントをしろだの、2_wEiばかりで面白くないだの。
むしろ逆なんですよ。ハニプラが活動できない期間、エビストというコンテンツを2_wEiが繋いでくれたんです。
悲劇に絶望して折れかかっていた自分の気持ちを2_wEiが前に向けてくれたんです。
運営だって初期からのメンバーが2人も引退したら絶望しますよ。
それでもやり遂げたいことがあって、そのために絶望を受け入れて、むしろそれを力に変えて自分たちに届けてくれているのかなと最近思う次第です。
「Heroic」の歌詞、「苦しみを伴うとしても共に行こう」ですよ。
苦しみを伴ってでも先生たちと叶えたい夢があるってメッセージを感じませんか?
こんな歌詞で曲名Heroicだし、2_wEiも自分の中では敵というよりアナザーヒーローですよ。
と、少し熱くなりすぎました。
ハニプラの3周年イベの話なのにいつの間にか2_wEiの話になってました。
でも2_wEiもいいんですよ。マジで。
ということで、前編はここまでにして、後編では本題であるエビストとハニプラの3周年イベの感想について書きます。