Throne of Despairが見せる2_wEiの新たな可能性

11/7 2_wEi待望の1stフルアルバム『Throne of Despair』が発売された。
今回はこのアルバムについての感想やら拙い考察やらをしていきたい。

※2_wEiがどういったユニットであるか、とか、このアルバムに向けて公開された2_wEiのサイドストーリー第2章がどういった話であったか、というのは他の方のブログに詳しく書かれているので、そちらを参考にしていただきたい。

ohmameazuki.hatenadiary.com

sakstyle.hatenablog.com

 

絶望に染まった2人のアルバムだけあって、『Throne of Despair(絶望の玉座)』といういかにもなアルバム名。
ジャケ写にもその玉座と思われるものが映っている。

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ところでこの椅子何故か浮いている。
その理由はエビストの公式生放送で話されていて、この椅子は『バズビーズチェア』という椅子がモチーフとなっているらしい。
『バズビーズチェア』は「座ったら死ぬ」という伝説が残されている椅子であり、そのため誰も座らないように宙づりの状態で今でも保管されている。
そんな椅子がモチーフとなっているためジャケ写でもこうして浮いているのであろう。
ただ、このアルバムの裏面では、この椅子が不気味にポツンと地面に置かれてあるのだ。
「座ったら死ぬ」椅子が地面に置かれて、誰でも座れる状態になっている。これがどのような意図で描かれたのかは、未だに自分にはわからないが、考えるだけで怖い。

アルバムの外観の話はここまでにして、次は中身の話に移ろう。
1曲ずつ紹介していこうと思う。

1.  Prologue -F**K YOU ALL

アルバムの最初によくあるoverture的なやつ。なんだけど、そのタイトルにこういうワードを持ってくるあたりが2_wEiだなあといった感じ。
前半はミントが日本語で、アルミが英語でそれぞれ喋っている。
リスニング弱者なためアルミの英語が聞き取れずに困っている。

2. Despair

2018年 2/22 pm2:22:22、2_wEiがエビストのアプリをジャックして最初に登場したときにも流れていた曲。タイトルはまさに『絶望』。作詞・作曲・編曲はシン・マナヒロ。
2_wEiのサイドストーリー第2章を見て、アルバム全体を聞いて、もう一度この曲を聞くと曲としての攻撃性というか迫力が強いと感じた。その反面歌詞は結構痛切で、産みの親である虎牙優衣への悲しい恨みみたいのが読み取れる。

3. Lost in data

この曲は虎牙優衣に消されてからMotherによってデータの海からサルベージされるまでの間の、データの海を彷徨っていたときの歌らしい。
作詞家の方のツイートによるとイメージはこんな感じらしい。

"Hello world"はプログラミングを習うときに最初に呼び出そうとするアレであろう。 
虎牙優衣の手によって"Hello world"(この世にボーカルソフトとして誕生)しようとしていたら、なんらかのエラーが起きて"Lost in data"(データの海に消えてしまった)してしまったということだろうか。

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ジャケ写では二人が棺桶に収まっていて、その棺桶の中にはまるでバグったかのように"Hello world"の文字が大量に並んでいる。これはデータの海の中を彷徨っているときのことを表しているのだろうか。
また、この二人が着てる衣装なのだが、エビストのアプリでのイベント時の報酬カードのイラストを見ればもっとわかりやすいが、2_wEiにしてはフリフリしてて妙に可愛らしいのである。これはもしボーカルソフトとして誕生していたら着ていたはずの衣装だったのではないだろうか。
また、この記事を書いている途中で見つけたのだが、よく見るとアルミが手に持っているのはパソコンのdeleteキーである。歌詞にも「欠落したバグのまま存在するならいっそ deleteしてみせてよ」とあるので、何らかの意味がありそうだ。

4. LOVE HATE

アルバム発表前の曲で、『Despair』『UNPLUG』『Lost in data』に次ぐ4曲目。それまでの2_wEiからは少し離れた言葉であろう「LOVE」の文字が曲名にあり、発表当時は驚いた。歌詞には曲名の通りLOVEとHATE(愛と憎しみ)が半々ぐらいで出ている。
「眠りに就く日の 約束求め 辿ったその先 答えを知る 残された紙切れに 何を見て何を憶う」という1番の歌詞はストーリーそのものであり、虎牙優衣の家へ訪れた2_wEiはそこに残された紙切れから虎牙優衣が死んだことを知り、その後迎えに来た研究員によって虎牙優衣から愛されていたことも知る。このときの心境の変化が、この曲に現れていると思われる。
サビ終わりの歌詞が「何故か恋しくて でも汚らわしい君を壊したい LOVE or HATE」→「何故か切なくて でも麗しい君を救えない LOVE or HATE」→「何故か愛しくて でも憎らしい君を許せない LOVE or HATE 許さない LOVE & HATE」と変化している。「君」は虎牙優衣のことで間違いないだろう。虎牙優衣への愛と憎しみの間でもがく二人の感情が「許"せ"ない」や「LOVE "or" HATE」という形で表れている。
ではラストの「許"さ"ない」「LOVE "&" HATE」は誰に向けたものなのか。先ほどこの曲はストーリー上での心境の変化が表れていると述べたが、ストーリー上では憎しみの対象が虎牙優衣から人間へ変わっている。恐らくここの歌詞は虎牙優衣を死へと追いやった人間に向けたものではないだろうか。「(虎牙優衣を死へと追いやった人間を)許さない (虎牙優衣への)LOVE &(と人間への)HATE(を持って)」みたいな感じだと思っている。
ここまでのアルバムの曲の流れ的には『Despair』で虎牙優衣に消されたことに絶望し、『Lost in data』でデータの海を彷徨っているところをサルベージされ誕生し、『LOVE HATE』で憎しみの対象であった虎牙優衣の愛を知り、人間へと憎しみの対象が変わる、といった感じで、曲の並びだけでもストーリー性がある。

5. Green Cat.

新曲の中の一つ。アルバムの順で聞くと最初に出会う新曲だ。
初めて聞いた時から一発で好きになった、強い。イントロが途切れ途切れになっていて最初はインポートミスったかと思ったけど、最近ではそこが癖になってきている。
作詞・作曲・編曲はWiggyで、この方は8/pLanet!!側で『SUMMER BEAT』や 『darlin'』を作っていたので、こんなカッコイイ曲も作れるのかとその才能に惚れ惚れした。本人のツイート曰くこっちの方が本来の姿らしい。


発売日にゲーマーズ本店で行われたリリイベで森下さんがこの曲をオススメすると同時に、2_wEiにしては前向きな歌詞であることが触れられていた。
実際に歌詞を見てみると「羽ばたいて」「強くなりたい」「夜明け」など、これまでの2_wEiの曲にはなかったような明るめな言葉が現れている。曲自体も疾走感があったり、サビに飛びポがあったり、サビに飛びポがあったり、サビに飛びポがあったり、サビに飛びポがあったりして明るい印象を受ける。
曲名の『Green Cat.』だが生放送でのトークによると「緑の猫」のことではないらしい。「green cat」で検索すると綺麗な緑色の猫の画像が出てきたり、意味深そうな手塚治虫作品「緑の猫」がヒットしたりして、そういったものと関係があるのかと勝手に思い込んでいたが違ったようだ。
確かに歌詞には「翅」とか「殻」とか「脱ぎ捨てる」とか猫っぽくはない歌詞が散見される。(そもそも猫は羽ばたけないしな…)これらの言葉に当てはまるのは、虫とかそういった類のものだと感じた。
生放送では「Cat.」のピリオドがヒントみたいなことを言っていたので、何かの英語の省略形だろうと思い、自分の知識・記憶と照らし合わせていくと「キャタピラー」という名前が虫のようなイラストの遊戯王カードについていたような気がした。(英語や漢字でたまに役立つ幼少期の遊戯王の記憶グッジョブ!)
実際調べてみるとキャタピラーの綴りは「Caterpillar」で、省略すれば「Cat.」になる。意味は「毛虫 《チョウ・ガの幼虫》」。さらに調べてみると「a green caterpillar」で「いもむし・あおむし」の意味らしい。これで『Green Cat.』の正体が「いもむし・あおむし」なのではないかという憶測ができた。あおむしは確かに緑だしそれっぽい。(写真を載せようとしたけど気持ち悪くてやめた。)
余談だが「caterpiller」の語源はラテン語の「catta(猫)」+「pilosus(毛深い)」であり、「毛深い猫」の意味に由来するらしく、「毛虫」の方が原義に近いっぽい。語源が「猫」であることも、「Cat.」が「Caterpillar」の省略形であることへの信憑性を増しているかもしれない。
この「Caterpiller」説を元に歌詞を見ていくと、やはりそれっぽいなと思った。
『Green Cat.』はあおむしが“蛹”(さなぎ)の中で“蝶”になる瞬間を待ち望み、ついにその瞬間を迎える時の曲のように思える。歌詞に散見される「夜明け」とはまさにその瞬間である。また「暗闇」や「長い長い沈黙」、「(ココロの)殻」は蛹の間のことであり、「翅」や「羽ばたいて」は蝶になった後のことであろう。
この曲が『Lost in data』の次の曲であれば、“蛹”はデータの海を彷徨っている間、“蝶”はMotherによってサルベージされアンドロイドとして誕生した姿のことであると推測できるかもしれないが、『LOVE HATE』が間に入っているのが気になる。(解釈できる方がいたら教えてください。)
とにかく、今度のライブでは、大空へ向かって羽ばたく二人の姿を目にしながら、サビの飛びポでしっっっっかりと飛んでゆきたい。みんなも飛ぼうぜ。

11/22 追記

20日に行われたリリイベでのお渡し会にて、森下さんに『Green Cat.』の正体を確認したところ「芋虫」で合ってました!

 

6. basement

新曲を一つ挟んで、こちらは既存曲。これも『Despair』同様改めて聞くと攻撃性が強い。特に歌詞が。
しょっぱなから「道徳など亡くした」という強烈ワードが出てきて、「忌まわしき運命上等 かかってこいよsilly human」(sillyは愚かな・馬鹿なという意味)とか「落ちて 堕ちて 地獄へ墜ちて」(3種類の「おちて」を使うあたりそうとう憎んでいるのだろう)とか、とにかく人間への恨みがこれでもかと込められている。『LOVE HATE』を経て完全に人間〇すモードに入っている。
そんな攻撃性の強い歌詞の中で異彩を放つのがCメロの歌詞である。
「人はなんて愚かなのだろう 形のない哀歌-elegy- 陽の当たらない 悲しbasement イノチ短し....」という歌詞なのだが、ここは明らかに虎牙優衣のことを歌っている。とすると、ここで言う曲名にもある『basement』(地下という意味)とは、虎牙優衣が2_wEiを開発していた部屋の事なのであろうか。
ジャケ写では軍服を着た二人がミサイルの前にたたずんでいて、こいつら人間(の世界)を破壊する気満々だなといった感じだ。

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7. MMIX

こっから新曲ゾーン。かつ、これまでの2_wEiと一風変わった曲調が続くゾーン。
こちらの『MMIX』は全体として“綺麗”という印象を持つ。Cメロで「This is a story of the divas.」(diva:歌姫)とあり、そういったdivaっぽさが現れているのではと感じる。サビ前とサビ終わりにロングトーンがあり二人の歌唱力が伺える。特に1番サビ終わりのアルミ(野村麻衣子さん)のロングトーンは必聴。
歌詞には「鎮魂歌(レクイエム)」、「prayer(祈り)」、「餞け(はなむけ)」といった死者への言葉が散見され、「逝く」という言葉も多用されている。
また、Cメロでは「孤独な貴女が 苦しみ抱え 足掻き その中で愛したもの」という虎牙優衣を思わせる歌詞が出てきている。
これらの歌詞と、先ほど述べたこの曲の“綺麗”さが相まって、自分には何となくこの曲が、虎牙優衣へのそれこそ「鎮魂歌」なのではないかと思えて仕方がない。
余談だが、この曲の作詞・作曲・編曲は名古屋ビジュアルアーツという専門学校の学生4名が担当したらしい。エビストはそういう若い才能を引っ張り出してくることに長けている気がする。
『MMIX』(エムミックスと読む)は生放送の運営コメントによれば曲名もポイントらしいのだが、調べても小難しい命令セットの話しか出てこなくて困っている。

MMIX - Wikipedia
ローマ数字読みすると2009だよって絶対関係ないよね…?(秘密がわかった方は教えてください)

 

11/14追記

『MMIX』が虎牙優衣へのレクイエムであることは生放送で語られていました。聞き逃してたけど、同じ結論に辿り着けているあたり、作詞・作曲がしっかりしているのだと感じました。

 

8. Homeache

今までと一風変わったシリーズ(そんなシリーズはない)第2弾。一風どころではなくてお前ら本当に2_wEiか?とすら感じるほど優しい歌声で歌われている。
歌詞を見ると、アルミが「My sister」と言っていたり、「これまでの想い歌声に乗せて」とか「二人で歌う場所」とあったりして、今までの虎牙優衣への想いや人間への恨みを歌ったものではなく、2_wEiが2人自身のことを歌っているかのように思える。激ロックのインタビューでは「ふたりの弱さが出てきた曲」と述べられている。

gekirock.com
Bメロでの二人の掛け合いはメロディが心地よいとともに、そういった“2人の歌”であることを強調しているとも思える。
Cメロの「ねぇ覚えてる?二人で歌う場所(ミント歌唱) 君の歌声を一緒に届かせたいんだよ(アルミ歌唱)」の部分の歌い方が本当にエモくて(マジでエモいのでこれ以外に表現しようがない)大好き。ライブでこの部分を二人の表情付きで聞くことが楽しみであると同時に恐怖すら感じる。
曲名の『Homeache』は「home」(家)と「ache」(痛み)を足し合わせた造語である。2章で母親である虎牙優衣を自らの手で完全に失ってしまったという、帰る場所(家)のない痛みを表しているのだろう。
しかし、Cメロの最後では「さぁ行こうか 帰ろう オンステージだ」とある。まるで「自分たちの帰る場所は歌を歌うステージの上だ」と言わんばかりに。確かに2章の最後でアルミはミントに対してこのように言っている。

「ミンちゃん、歌おう」
「この気持ちをね、たくさん伝えたいなって」
「人間もアンドロイドも関係ない。2_wEiだけの、絶望を歌いたい」
「そう思ったんだ」



9. Numb

一風変わったシリーズ第3弾にして、エビストお馴染みの5u5h1先生ゾーン1曲目!(勝手なシリーズ化及び命名お許しください)
ということで、この曲は自分が大好きな作曲家5u5h1が作詞・作曲・編曲を担当している。(次の曲の『UNPLUG』も)
曲名の読み方は「ナンブ」ではなく「ナム」(ちなみに5u5h1は「スシ」)
意味は「(寒さで)かじかんだ」とか「麻痺した・無感覚になった」とかお得意の物騒なやつ。
この記事を書いてる段階ではエビストのアプリ内でこの曲のイベントが絶賛開催中であった。2章公開とほぼ同タイミングでイベントをやっていることも何らかの意味があるのだろう。
2番の歌詞での「君が見た景色に僕の影はないと そう気付くには遅すぎたんだ」とか「僅かに照らされた明日の道を 今はこの手で終わらせるしかなくて」とか、Cメロでの「静まり返った世界で 何千回叫んだって…」とか、第2章の内容っぽいものが垣間見られる。
この曲では第2章の最後に続く今後への道みたいなものも示されていると思われる。
1番サビで「蔑んだ未来に裏切られて」とあったものが、ラスサビでは「蔑んだ未来は僕の影だ 受け入れるためにここで書き換えよう Just one more light」となっている。
ここでいう「蔑んだ未来」というのは、裏切られて手に入れられなくなった未来、つまり「虎牙優衣にボーカルソフトとして生み出され、世の中で活躍する未来」である、とは考えられないだろうか。そうすると、ラスサビは「その未来をあり得たかもしれない未来(僕の影)として受け入れ、さらにこれからその未来を自分たちの手で書き換えよう」という決意のように思える。「Just one more light」というのは「影」を「書き換え」るために虎牙優衣とは別の「light(光)」を求めているのではないか。
上でアプリ内でイベントが行われていたと述べたが、そのイベントでこの『Numb』という曲をプレイするために集めたのは、まさに「Light」であった。

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11/14追記

『Numb』も生放送で語られていました。2_wEiが自分たちの過去・現在・未来を見た曲だそうです。

 

10. UNPLUG

5u5h1ゾーン2曲目。登場順では2番目のこの曲がアルバムでは10曲目という位置にある。4thライブの感想でも書いていたように(クソが長いけどお暇がありましたら是非こっちも読んでみてください)『UNPLUG』は破壊を歌った曲であると思っていた。

sweetfish.hatenablog.com

しかし、このアルバムを通して単にそういった曲ではないという思いが湧いてきた。
まず曲名の『UNPLUG』だが、文字通り「プラグを抜く」という意味だ。では、その抜く対象である「プラグ」とは何なのか。
ここで一つ前の曲で同じく5u5h1作曲の『Numb』のジャケ写を見てみよう。

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見ればわかると思うがこの二人何かで繋がれている。そう「プラグ」だ。
このプラグはどこと繋がっているのだろう?マンホールの下、そう「地下(basement)」だ。
今までの話を踏まえて、『basement』は人間への恨みの象徴のような曲であり、『Numb』は未来への決意の曲である。
『Homeache』の説明でアルミが「人間もアンドロイドも関係ない。2_wEiだけの、絶望を歌いたい」と言っていたと述べた。
つまり、『basement』のような人間への恨みとかではなく、これからは“2_wEiだけの絶望”を歌おうという決意をした。そのために「地下」に繋がる「プラグ」を『UNPLUG』した。そう捉えられはしないだろうか?
ラスサビの歌詞には「Breaking out this insanity! いつの日にか思い出して 消えない痛みも解き放てばいい Be unplugged.」とある。(break out:出る、脱出する/insanity:精神異常、狂気)
「Breaking out this insanity!」は今までの虎牙優衣や人間への絶望や憎しみなどに縛られた狂気から抜け出そう、と捉えられる。
「消えない痛みも解き放てばいい」は消えることのない“2_wEiだけの絶望”を歌にして解き放とう、と捉えらる。
そして最後に「Be unplugged.」という宣言を行っている。
『UNPLUG』は2_wEiが前に進んだことを証明する歌なのである。
以上が『UNPLUG』に関して自分の中で新たに生まれた見解である。これだけだと考えすぎオタクの戯言だと思われるだろうが、先ほど紹介した激ロックの記事で野村麻衣子さんがこのようなことを述べている。

「MMIX」、「Homeache」、「Numb」とかは、ふたりの曲の幅を広げるというか、ふたりの新しい一面を見せる曲ですね。今後は、ずっと"憎しみ"、"絶望"って言っているだけじゃないストーリーになっていく、そういう展開になる前の布石みたいになっているのかなと思います。
 
ここで述べられているように『MMIX』、『Homeache』、『Numb』という「ずっと"憎しみ"、"絶望"って言っているだけじゃないストーリーになっていく前の布石」である曲の後ろに『UNPLUG』が置かれていることにはやはり意味があると思われる。


11. Pain - pain

5u5h1ゾーンを抜けていよいよ最後の一曲。こちらは始まりの曲である『Despair』と同じくシン・マナヒロが作詞・作曲・編曲を担当している。
リリイベでも野村さんが「アルバムの最後にふさわしい“強い”曲」と紹介していた通りに本当に強い一曲だ。イントロのギターがエグイ。
これまでの流れと激ロック記事での記述を考えると、2_wEiが「人間もアンドロイドも関係ない、2_wEiだけの絶望」を歌うという新しい一歩を踏み出そうと決意しつつも、まだ悩んでいる曲であると思われる。
Cメロで「どうしてだろう 今迄では芽生えたりはなかった 痛む底に隠された 寄り添う様な温もりと あの優しい祈り」という歌詞があり、痛みに向き合ったことで新たに芽生えた二人の間の温もりなどが現れている。
それでも「忘れたフリしても脳裏掠めるMemory なんでなの」というように虎牙優衣への未練はまだ残っている(この「なんでなの」(ミント歌唱)は演者もオススメのポイントなので必聴)
また、この曲の最後では「ウォーウォーウォーウォー」と叫ぶ部分がある。演者によるとライブではここをオタクにも叫んでもらいたいそうだ。ということは、この部分は2_wEiが人間が一緒に歌うことを許している部分となる。今までの人間への恨み一辺倒の2_wEiでは考えられなかったものであろう。
『Despair』とこの曲を聞き比べるとなんとなく2_wEiの変わり様が分かるような気がする。

最後に

アルバム全体を短く紹介するつもりがいつの間にか結構な量になっていて自分でも驚いている。書いている途中で思い付いたことなどもありとても楽しく書き進められた。

そんなことさておき、来週11/18は2_wEiの1stワンマンライブ『Driven to Despair』の開催日である。この記事を書いている途中でエビスト公式からこんなお達しが来た。

アルバムを聞くだけで今回のライブは“ヤバい”とわかるのだが、公式や演者からも体力を付けてこいと言われるライブが楽しみでしょうがない。
このツイートにあるように、この日8 beat Story♪そして2_wEiが何かを変えてくれる。
まだチケットを持ってないけどこの記事を読んでくださって興味がちょっとでも湧いたそこの人間のあなた。公式が映像化を諦めて機材部分を解放しているのでそこのチケットを取ってもいいし、ツイッターでそこらへんに転がってるかもしれないチケットを取ってもいいから、来た方がいいですよ。

eplus.jp



ANIMAX MUSIX YOKOHAMA 2018 セトリ予想

いつも通りの妄想です。

 

1 UNDER/SHAFT 黒崎真音
2 decadence -デカダンス- 黒崎真音
3 Gravitation  ~ Magic∞world 黒崎真音
4 Blooming Flower 石原夏織
5 Ray Rule 石原夏織
     
  特撮SELECTION  
6 Hands オーイシマサヨシ
7 Alive A life スタァライト九九組 
     
8 TRUST IN ETERNITY 水瀬いのり
9 アイマイモコ 水瀬いのり
10 ちいさなひとつぶ 安野希世乃
11 ロケットビート 安野希世乃
     
  横浜・大阪連動企画 大阪出演アーティスト楽曲カバー  
12 Baby Sweet Berry Love(小倉唯) 石原夏織
13 Make it!(i☆Ris) Wake Up, Girls!
14 サウンドスケープ(TRUE) 田所あずさ × 沼倉愛美
     
15 Symphony Luce Twinkle Wink☆
16 go to Romance>>>>> Luce Twinkle Wink☆
17 ワンダードライブ ORESAMA
18 Trip Trip Trip ORESAMA
     
  FAN SELECTION  
19 Silly-Go-Round 南條愛乃
20 ここから、ここから 水瀬いのり × 井口裕香
     
21 ワタシノセカイ 中島愛
22 Bitter Sweet Harmony 中島愛
23 UNION OxT
24 Silent Solitude OxT
25 Go EXCEED!! OxT
     
  休憩  
     
26 星のダイアローグ スタァライト九九組 
27 Star Divine ~ 舞台少女心得 スタァライト九九組 
28 ゼロイチキセキ 南條愛乃
29 きみを探しに 南條愛乃
     
  FAN SELECTION  
30 Bloom Luce Twinkle Wink☆
31 白金ディスコ 井口裕香 × ORESAMA
32 Storm in Lover 三森すずこ × 南條愛乃
     
33 Desires 沼倉愛美
34 彩 -color- 沼倉愛美
35 DEAREST DROP 田所あずさ
36 RESOLVE 田所あずさ
     
  FAN SELECTION  
37 純真Always 田所あずさ × PENGUIN RESEARCH
38 Highschool of the Dead 黒崎真音
39 Fight For Liberty GRANRODEO × OxT
     
40 UNLOCK 井口裕香
41 革命前夜 井口裕香
42 恋?で愛?で暴君です! Wake Up, Girls!
43 7 Girls War ~ Beyond the Bottom Wake Up, Girls!
44 ジョーカーに宜しく PENGUIN RESEARCH
45 ボタン PENGUIN RESEARCH
     
  ロボアニメSELECTION  
46 WILD BLUE PENGUIN RESEARCH
47 涙目爆発音 安野希世乃 × 中島愛
48 ignited 西川貴教(シクレ)
     
49 Bright Burning Shout 西川貴教(シクレ)
50 resonance 西川貴教(シクレ)
51 BEASTFUL GRANRODEO
52 modern strange cowboy GRANRODEO
53 The Other self GRANRODEO
54 Go For It! GRANRODEO
     
55 No Buts! 全員

ラスサビジャンプ一覧(自分調べ)

ラスサビジャンプ(ラスサビの飛びポ)がある曲一覧です。
気づいたら200曲を超えていたので一気に紹介したいと思います。
一々場所を書いていると無限に時間がかかるので聞いて調べてください。
毎サビに飛びポあるやつは入れてあったりなかったりします。

  1. 地下鉄抵抗主義 / 22/7
  2. 理解者 / 22/7
  3. メロディーフラッグ / 4U
  4. パフェ・デ・ラブソング / 4U 
  5. Dive to the Future / 8/pLanet!!
  6. Ecstasy / 8/pLanet!!
  7. Error / 8/pLanet!!
  8. Remember / 8/pLanet!!
  9. Still... / 8/pLanet!!
  10. SUMMER BEAT / 8/pLanet!!
  11. アカシックレコード / 8/pLanet!!
  12. ファンタジア / 8/pLanet!!
  13. ホントの気持ち / 8/pLanet!!
  14. 絆のポラリス / 8/pLanet!!
  15. エクストラ・マジック・アワー / AKINO with bless4
  16. Golden Life / AKINO,bless4
  17. 僕じゃない / angela
  18. スリリング・ワンウェイ / Aqours
  19. 青空Jumping Heart / Aqours
  20. 勇気はどこに? 君の胸に! / Aqours
  21. 君氏危うくも近うよれ / A応P
  22. 全力バタンキュー / A応P
  23. アイのシナリオ / CHiCO with HoneyWorks
  24. プライド革命 / CHiCO with HoneyWorks
  25. 空想トライアングル / ChouCho
  26. Butterfly Regret / ClariS
  27. 近未来ハッピーエンド / CYaRon! 
  28. ユメノコドウ / DearDream
  29. 夜空を煌めく星のように / DRAMATIC STARS & High x Joker 
  30. ラン♪forジャンピン! / DressingPafé
  31. Desire Link / f*f 
  32. Hello!My World!! / fhána
  33. INNOSENSE / FLOW
  34. GLITTER DAYS / Fo'xTails
  35. オオカミ少女 / GARNiDELiA
  36. サカナイトデイズ / halca
  37. 真夏のヒロイン大作戦 / Hop Step Sing!
  38. 君に贈るAngel Yell / KiRaRe 
  39. ひまわりのストーリー / Le☆S☆Ca 
  40. 逆光オーケストラ / LiSA
  41. OVER HEAT / Machico
  42. TOMORROW / Machico
  43. マケズギライなThank you / Machico
  44. Million Smile / Machico
  45. My Sweet Maiden / Mia REGINA
  46. I4U / MICHI
  47. 流れ星キセキ / new generations 
  48. テオ / Omoi
  49. Go EXCEED!!-OxT ver.- / OxT
  50. Lost Paradise / Pile
  51. Brownie Kiss / Pile
  52. Please! Please! / Pyxis
  53. LONELY ALICE / Pyxis
  54. ダイスキ x じゃない / Pyxis
  55. Recall / Ray
  56. 極限Dreamer / SCREEN mode
  57. Love Balloon / Silent Siren
  58. stella☆ / SILENT SIREN
  59. 八月の夜 / SILENT SIREN
  60. プレシャス・セトラ / SiSH
  61. 未来色ワンピース / smileY inc.
  62. 恋の魔法 / SPR5
  63. 未来イマジネーション! / SPRiNGS
  64. 70億分の9の奇跡 / SPRiNGS
  65. 青春サイダー / SPRiNGS
  66. サクラミツツキ / SPYAIR
  67. 姫は乱気流☆御一行様 / Starmarie
  68. Secret Dream / Stellamaris 
  69. Brilliant Wings / Stellamaris 
  70. TSU・BA・SA / StylipS
  71. Shine on Me!! / Tetrarkhia 
  72. CRAZY NOISY BIZARRE TOWN / THE DU
  73. adrenaline!!! / TrySail
  74. sewing dream / TrySail
  75. primary / TrySail
  76. オリジナル。 / TrySail
  77. 星屑☆シーカー / WITCH NUMBER 4 
  78. Last Proof / ZAQ
  79. OVERDRIVER / ZAQ
  80. Philosophy of Dear World / ZAQ
  81. カタラレズトモ / ZAQ
  82. エキストラレボリューション / ZAQ
  83. 純情スペクトラ / Zwei
  84. SUNNY DAY SONG / μ's
  85. そして最後のページには / μ's
  86. 光になれない / ЯeaL
  87. 君色に染まる ~アース・スター ドリームver.~ / アース・スター ドリーム 
  88. I'm サンシャインガール / アマテラスオオミカミ 
  89. WINNING MELODY / ウイニングチケット 
  90. Special Record! / ウマ娘
  91. ハツコイノオト / ウワサノペタルズ
  92. EMPRESS GAME / エアグルーヴ
  93. Hands / オーイシマサヨシ
  94. Green Fairy / カーバンクル
  95. ワンダーランドの角砂糖 / カーバンクル
  96. アイヴィー / サイダーガール
  97. 14 歳のサマーソーダ / サンボンリボン
  98. セカイのヒミツ / サンボンリボン 
  99. 嘘 / シド
  100. 舞台少女心得 / スタァライト九九組
  101. Circle of the Revue / スタァライト九九組 
  102. キラめきのありか / スタァライト九九組 
  103. グロウアップ・シャイン! / スピカ 
  104. Super Noisy Nova / スフィア
  105. vivid brilliant door! / スフィア
  106. 全速! 前進! ウマドルパワー☆ / スマートファルコン 
  107. 発見者はワタシ / たぴみる
  108. ここからのスタート / ツクモ 
  109. Never Ending Fantasy / ディアンサ , リナリア , ハリエ , ジオラ , カンナ 
  110. 最Ψ最好調! / でんぱ組.inc
  111. 恋時雨 / ときめきアイドル project
  112. ニホンゴワカリマセン / トマリン 
  113. 感情ノ黎明 / ナリタタイシン 
  114. 1'st EVOLUTION→ / ハクア・ド・ロット・ヘルミニウム 
  115. METAMORISER / バンドじゃないもん!
  116. 恋する世界 / ファインモーション 
  117. ハートをRock!! / プラズマジカ 
  118. 青春はNon-Stop! / プラズマジカ 
  119. Ready Go!! / まじかる☆あ~る 
  120. 我武者羅彡ガール / ミカリナ
  121. イヌのポリスメン / ミネラル★ミラクル★ミューズ
  122. バイバイエール! / ミルキィホームズ
  123. We are the Miracle Holmes♪ / ミルキィホームズ シスターズ
  124. ベィビィバード!~ガクエンロジック~ / リオネス・エリストラートヴァ, ニーナ・アレクサンドロヴナ, 京橋万博
  125. ワルキューレがとまらない / ワルキューレ
  126. 一度だけの恋なら / ワルキューレ
  127. Eternal Star / 亜咲花
  128. Play the game / 亜咲花
  129. Fancy You / 愛城華恋、神楽ひかり
  130. ideal white / 綾野 ましろ
  131. スパイラルガーデン / 綾野ましろ
  132. infinity beyond / 綾野ましろ
  133. Grow Slowly / 井口裕香
  134. RE-ILLUSION / 井口裕香
  135. Breaking the dark / 雨宮天
  136. 進化系Colors / 衛藤可奈美 , 十条姫和 , 柳瀬舞衣 , 糸見沙耶香 , 益子薫 , 古波蔵エレン 
  137. 勇気のReason / 園田海未
  138. ON STAGE LIFE / 音楽少女
  139. パレイド / 夏川椎菜
  140. 向かい風に打たれながら / 茅原実里
  141. too late? not late... / 茅原実里
  142. 覚醒フィラメント / 茅原実里
  143. オオカミとピアノ / 久海菜々美 
  144. Lovely Lovely Strawberry / 久保ユリカ
  145. SHOUT! / 宮野真守
  146. 決意の翼 / 暁月凛
  147. コイノシルシ / 駆け魂隊 
  148. True Blue Traveler / 栗林みな実
  149. 疾走論 / 原田ひとみ
  150. わたしのクリスタル / 更識簪
  151. ID-0 / 佐咲紗花
  152. ダンシング / 佐伯ユウスケ
  153. Light for Knight / 三森すずこ
  154. 革命のマスカレード / 三森すずこ
  155. WONDER FLIGHT / 三森すずこ
  156. 夢見る! 信じる! 未来叶えて! / 三森すずこ
  157. Sun Shower / 寿美菜子
  158. STRIDE / 寿美菜子
  159. girly highester! / 寿美菜子
  160. Star*Trine / 春宮 空子、瀬月 唯、 羽田 千乃、火ノ前 留奈、 高花 ひかり、古風 楓、 柚木 ミユ、泉水 つかさ、 坂上 八葉
  161. Ripple Effect / 春奈るな
  162. 素敵なキセキ / 春日未来 
  163. アフタースクールパーリータイム / 所恵美 
  164. Swing heart direction / 小松未可子
  165. プラチナ・パスポート / 小倉唯
  166. Future Strike / 小倉唯
  167. ハイタッチ☆メモリー / 小倉唯
  168. brand-new magic days / 新垣雛菜 
  169. Independence / 神崎エルザ
  170. ブランブル / 水樹奈々
  171. BRACELET / 水樹奈々
  172. ドリームライダー / 水樹奈々
  173. Lucky Clover / 水瀬いのり
  174. 星屑のコントレイル / 水瀬いのり
  175. 旅の途中 / 水瀬いのり
  176. Starry Wish / 水瀬いのり
  177. MELODY FLAG / 水瀬いのり
  178. アイマイモコ / 水瀬いのり
  179. 追憶のサンドグラス / 星井美希 
  180. ソラノイロ / 石田燿子
  181. 桃色ファンタジー / 千菅春香
  182. カサブタ / 千綿ヒデノリ
  183. Tiny Tiny / 村川梨衣
  184. にゃんダフルらぶ / 大橋彩香
  185. ワガママMIRROR HEART / 大橋彩香
  186. 彩りPlace / 大橋彩香
  187. 流星タンバリン / 大橋彩香
  188. 前を向いて! / 大城あかり 
  189. HOWLING / 大野柚布子,遠藤ゆりか,古賀葵
  190. apple*colorful*princess / 竹達彩奈
  191. 鳥籠スクリプチュア / 天空橋朋花 
  192. GANG☆STAR / 天堂真矢、西條クロディーヌ、 石動双葉、花柳香子
  193. GAMERS! / 天道花憐 &星ノ守千秋 &亜玖璃 
  194. 恋、堕ちるコトナカレSS / 天道花憐 
  195. RESOLVE / 田所あずさ
  196. Decided / 徳川まつり x 馬場このみ 
  197. ワク☆ドキSHOOTER / 奈々菜パル子 
  198. +INTERSECT+ / 内田真礼
  199. ギミー! レボリューション / 内田真礼
  200. 魔女になりたい姫と姫になりたい魔女のラプソディー / 内田真礼 Feat. 上坂すみれ
  201. TRIal HEART ~恋の違反チケット~ / 南みれぃ 
  202. 進化系HEROINE / 楠田亜衣奈
  203. キセキ的Shining! / 虹川仁衣菜 , 椎柴識理 , 箕輪みかさ 
  204. HEARTACHE=恋と予感 / 飯田里穂
  205. サクラメイキュウ / 分島花音
  206. パンプキン・ミート・パイ / 麻倉もも
  207. AURORA / 藍井エイル
  208. frozen eyez / 藍井エイル
  209. 翼 / 藍井エイル
  210. アカツキ / 藍井エイル
  211. Mint Flavor / 流華・ソバガスキー 
  212. Blow out / 鈴木このみ
  213. RIPTIDE / TRUE
  214. 鍵のない鳥籠 / TRUE
  215. TRUE COLORS / TRUE
  216. Joy Heart / TRUE
  217. UNISONIA / TRUE
  218. 分身 / TRUE
  219. パズル / TRUE
  220. GENESIS CODE / TRUE
  221. Our sympathy / +α/あるふぁきゅん。

アニサマ2018感想 3日目

最後!3日目!最初に言っておきますが天晴れでした。

 

01 ANISAM A GO GO / ミルキィホームズ×i☆Ris×上坂すみれ×東山奈央

ミルキィが最後のアニサマなので「正解はひとつ!じゃない!!」で大人数でコラボすると思ってましたが、まさかの「ミルキィ A GO GO」。しかも開幕に。ラスサビ後に肩を組む振付があるのですが、連番者とその真似をするのがとても楽しいです。


02 うまるん体操 / 妹S
03 かくしん的☆めたまるふぉ~ぜっ! / 妹S

開幕はコラボなりで使われるとして、2曲目は「うまるん体操」の「はい、最初は準備運動~」から始まってほしいと思っていたので、それ通りになって思わず叫んでしまいました。「かくしん的☆めたまるふぉ~ぜっ!」で誰かが歌詞を忘れたーと叫んでいて、プロとしてどうなのかとは思いましたが、笑いを取れていたのでまあいいでしょう。


04 ホトハシル / ORESAMA
05 流星ダンスフロア / ORESAMA

ORESAMAを生で見るのが初めてだったので新鮮でした。「流星ダンスフロア」楽しいですねぇ。


06 Snow halation / THE MONSTERS

評価高いようですが、自分はあまり良くは思いません。まず、JAMが別名義で出てきただけでシクレ扱いなのがおかしい。そして、1日目の感想にも書きましたがアニサマ運営はμ's声優を同日にまとめて出すとういうことを明らかに意図的にやってきました。1日目で三森と内田がコラボでやってくれればよかったのに、なんで3日目にやるのかと。しかも3日目には三森と徳井がミルキィでいるのに出してこない。どんだけ弄べば気が済むねん。
終わった後にツイッターで、三森と徳井がこれを見て泣いていたという報告があり、それが唯一救われた点でした。


07 Hell Yeah!! / ヘルシェイク矢野
08 POP TEAM EPIC / 上坂すみれ

ヘルシェイクやっぱ必要なかったわ。ギターのくだりでスクリーンが開いてマーティー・フリードマンでも出てくるのかと思ったら、ギター関係ない「POP TEAM EPIC」が始まって流石に意味が分からな過ぎた。(ポプテピ繋がりなのはわかるけど。)ヘルシェイクで時間使うぐらいならORESAMAとコラボで上坂に「アンチテーゼ・エスケイプ」やらせてあげれば良かったのに。


09 鏡面の波 / YURiKA
10 Shiny Ray~MIND CONDUCTOR / YURiKA

3日目の天晴れポイントその1。1日目の亜咲花と同じくアニサマ初出場の夢を叶えた若手アニソンシンガーです。
リハの写真で魔女帽子を被っているダンサーがいたので、リトルウィッチアカデミア(以下LWA)は確定として残りは最新の「ふたりの羽根」かなあと思っていたらまさかの「鏡面の波」。インパクトのある登場でした。
その「鏡面の波」の暗い雰囲気が一転して今度はLWAのターン。まず、LWAの映像が流れ始め、主人公アツコがYURiKAの紹介をするというLWAファンにとってはたまらない演出があって感動しました。そして「Shiny Ray」を披露。正直これだけでも全然満足でした。YURiKAはアニサマのステージで「Shiny Ray」を歌うのが夢と言っていて、彼女がその夢を叶える瞬間を、しかもLWAの演出付きで見られただけで満足でした。しかし、これだけでは終わらせないのがYURiKAのすごいところ。「Shiny Ray」がテレビサイズで終わったと思ったら「MIND CONDUCTOR」のイントロが聞こえてきてもうダメでしたね。本当にこの曲が好きすぎるのでアニサマの舞台で聞けてめちゃくちゃ嬉しかったです。歌詞も初めて夢の舞台に立つ彼女にピッタリなんですよね。ありがとう、YURiKA。


11 オトモダチフィルム / オーイシマサヨシ

YURiKAで感情になりすぎてあんまり記憶がないです。


12 Jewelry / 早見沙織
13 新しい朝 / 早見沙織

Jewelry」ではんなりして、新曲ではトイレに行きました。トイレ休憩できたので感謝しています。


14 True Destiny / 東山奈央
15 灯火のまにまに / 東山奈央

どちらもほどほどに盛り上がっていい感じでした。


16 FEELING AROUND / 鈴木みのり
17 リワインド / 鈴木みのり
18 Catch You Catch Me / 早見沙織×鈴木みのり

鈴木みのりが盛り上げ方うまくて良かったです。「リワインド」ははんなりする予定でしたが振付講座があったのでやっておきました。コラボは2人ともカートキャプターさくらの主題歌を担当しているということで、去年「プラチナ」やったし「Catch You Catch Me」やろなあと思っていたら案の定でした。


19 アルカテイル / 鈴木このみ
20 歌えばそこに君がいるから / 鈴木このみ
21 私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い / 鈴木このみ

前半トリは安定の鈴木このみ。まさかゲータイの「アルカテイル」をやるとは。まあkey作品だし妥当か。夏らしい曲でスクリーンにも青空が映っていて良かったです。「歌えばそこに君がいるから」が終わったとMC入ると思ってたらノータイムで「私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い」が始まってひっくり返りました。


22 トクベツいちばん!! / 麻倉もも
23 誓い / 雨宮 天
24 フワリ、コロリ、カラン、コロン / 夏川椎菜

シクレ枠らしいね。シクレに金使ってなさすぎて呆れました。プリちぃ曲に挟まれた「誓い」の浮いてる感凄かった。アニサマツイッター見たら「フワリ、コロリ、カラン、コロン」のときに夏川のアー写が「パレイド」のやつだったので違うだろ?となりました。以上です。


25 Changing point / i☆Ris
26 キュウキョクのプリパラメドレー Make it!ミラクル☆パラダイスRealize!ドリームパレードブライトファンタジーGoin’onReady Smile!!~Shining Star~Memorial / i☆Ris

3日目の天晴れポイントその2。キュウキョクノプリパラメドレーが本当に究極すぎて神ってた。単にアニメサイズを連続でやるのではなくて繋ぎも工夫していたのが良かったですね。「Realize!」がCメロから始まったときは3日間で一番の汚い声を出してしまいました。また、最近干されがちだけど個人的に大好きな「ブライトファンタジー」が久ぶりに聞けたのも最高でした。最後の「Memorial」がま~~エモい。


27 Baby Sweet Berry Love / 小倉 唯
28 永遠少年 / 小倉 唯

キュウキョクノプリパラメドレーが終わったと思ったらいきなり「Baby Sweet Berry Love」が流れてきて高まり死ぬかと思った。「永遠少年」では小倉唯がPVでしている飛びポでないところでの疑似ラスサビジャンプをせっかく真似したのに、本人はしていなくて煮えた。


29 零 / 蒼井翔太
30 Eclipse / 蒼井翔太

かっこいい曲2連でやってくれたので評価高い。


31 カーストルーム / ZAQ
32 JOURNEY / ZAQ
33 シュガーソングとビターステップ / ZAQOxT

カーストルーム」去年やってないからしょうがないけど「BRAVER」潰されたのが痛い。「Serendipity」は半ば諦めてたのでまあいいですが、やっぱりSSAという大きな会場でフリップフラッピングしたかったなあ。「JOURNEY」のラスサビジャンプで気持ちよく飛べたので満足です。


34 GO CRY GO / OxT
35 Silent Solitude / OxT

やっぱりおしゃべりクソメガネさんは盛り上げるの上手いですね。76回のヴォイ楽しかったです。


36 Brand New Theater! / アイドルマスター ミリオンライブ! ミリオンスターズ
37 Princess Be Ambitious!!~Angelic Parade♪~FairyTaleじゃいられない / アイドルマスター ミリオンライブ! ミリオンスターズ
38 UNION!! /アイドルマスター ミリオンライブ! ミリオンスターズ

「Brand New Theater!」聞くたびに何で飛び禁現場のはずなのにこんな飛びポ多いんだろうと不思議で仕方なくなります。それはそれとして、「FairyTaleじゃいられない」「UNION!!」の堀江2連は良かったですね。


39 正解はひとつ!じゃない!! / ミルキィホームズ
40 雨上がりのミライ~聞こえなくてもありがとう / ミルキィホームズ

3日目の天晴れポイントその3。「正解はひとつ!じゃない!!」飽きたと思ってたけど不思議と高まれた。最後だから「雨上がりのミライ」はやると思ってたけど、「聞こえなくてもありがとう」はズルじゃん…。


41 Shining Storm ~烈火の如く~ / JAM Project
42 THE HERO !! ~怒れる拳に火をつけろ~ / JAM Project
43 VICTORY~GONG~鋼のWarriors / JAM Project
44 SKILL / JAM Project

トリはお待ちかねのJAM。アツイ、アツすぎる。アニソンフェスは、アニサマはやっぱこうであってほしいと思わされました。「GONG」や「SKILL」での合唱が気持ちよすぎますね。「SKILL」で無限に飛ぶのも気持ちいい。平成最後のアニサマをJAMで締めてくれて感謝です。

 

総評

ヘルシェイクとシクレ以外は天晴れな3日目でした。心なしか客も1,2日目より盛り上がる準備ができていた気がします。これもJAMのおかげなのかなあ。
YURiKA、i☆Ris、ミルキィとメドレーでやってくれたアーティストが多く満足度が高いです。
結局3日間通して松本梨香来ないし「OK!」とはなんだったのか。来年は今年シクレに使わなかったお金をふんだんに消費して豪華にしてくれることを期待しています。

アニサマ2018感想 2日目

どんどん書いてく。2日目。

 

01 ギミー!レボリューションアイマイモコ / 内田真礼×水瀬いのり

1日目に引き続き、声優アーティスト×声優アーティストのコラボで開幕。「ギミー!レボリューション」はもうフェスで散々聞きまくって飽きてるけど、盛り上がる曲だし開幕にやるのはまあいいでしょう。
でも、「アイマイモコ」はコラボでやるほどか?水瀬がアニタイまだこれと「Starry Wish」しか持ってないとはいえ、この2曲はどっちも去年やってるし、そんなに盛り上がるわけでもないこの曲をわざわざ貴重なコラボ枠つぶしてやるか?まだやってない「夢のつぼみ」とかでよかったんじゃないでしょうか。


02 うまぴょい伝説~Make debut! / ウマ娘 プリティーダービー
03 グロウアップ・シャイン! / ウマ娘 プリティーダービー

2日目のブチギレポイントその1。「うまぴょい伝説」は演者がアリーナの通路でレースをする演出から始まりました。スタート地点が自分のすぐ近くの場所で、推しの和氣や大橋を近くで見れたのはよかったのですが…。藤井ゆきよによる演者紹介を交えたレース演出が終わり、全員がステージに立って、「さあ、うまぴょい伝説がはじまるぞ!」という気分になって始まったのはまさかの落ちサビから。「うまぴょい伝説」はサビ前に「俺の愛馬が!!!」と叫ぶの一番楽しいし、その他のはちゃめちゃなコール部分も聞いてるだけでも楽しいです。それらをまるごとカットされていて怒り心頭でしたね。
「Make debut!」と「グロウアップ・シャイン!」は最近ウマ娘のイベントに行ってなかった自分は初聞きだったのですが、これらはスピカの曲なのでスピカメンツだけでやって欲しかったです。


04 OH MY シュガーフィーリング!! / 竹達彩奈
05 Hey!カロリーQueen / 竹達彩奈

だがしかし2連。「ライスとぅミートゅー」に飽きてたし、「Hey!カロリーQueen」最近聞いてなかったからこれでいいかなあ。やしきんは神。だけど、そろそろ「Little*Lion*Heart」をフェスでやらんかい。


06 帰る場所があるということ / 悠木碧
07 永遠ラビリンス / 悠木碧

竹達に続いて悠木が出てきたからこれでプチミレ要素は回収されたと思ってたのにアレだよ…(後述)


08 ゼンゼントモダチ / 山崎はるか

本日の何しに来た枠。これ1曲だけ歌ってコラボもせず帰っていったので本当に何故来た感がすごい。いつも通り「僕ら、駆け行く空へ」やってもよかったと思うけど。ラスサビジャンプを煽ってくれたのでポイント高いです。


09 Star Divine / スタァライト九九組
10 星のダイアローグ / スタァライト九九組
11 檄!帝国華撃団 / スタァライト九九組

「Star Divine」で売りである殺陣をやってくれたので信用。2曲枠だと思ってたから「星のダイアローグ」先じゃないんだと感じてたらまさかのカバー。カバーするならこの曲しかないだろということで、「檄!帝国華撃団」は納得。


12 Million Futures / 水瀬いのり
13 Starry Wish / 水瀬いのり

「Million Futures」やってくれたのはよかった。「Starry Wish」は何回やれば気が済むねん。アニサマは最新曲披露会なんだから「Ready Steady Go!」やらんかい。


14 NOISY LOVE POWER☆ / 大橋彩香
15 YES!! / 大橋彩香

安定の盛り上がり。アニサマのテーマが「OK!」ということで「YES!!」をやってくれたのがいいですね。ウマ娘前半だからソロは後半だと思ってたけど、体力あるんですね。1日目にポピパもあったしお疲れさまでした。


16 わたしのための物語 ~My Uncompleted Story~ / fhána
17 ケセラセラ / fhána
18 青空のラプソディ / fhána

2日目のブチギレポイントその2。新曲「わたしのための物語 ~My Uncompleted Story~」で全然盛り上がってないのに「青空のラプソディ」で今更高まってるやつナニモンだよ…。5周年ということでやった最初の曲である「ケセラセラ」までの流れがアーティスティックで良かったのに、結局最後は「青空のラプソディ」で客に媚びるんですね。まだやってない「tiny lamp」っていう名曲があるでしょうが。「ギミー!レボリューション」「Starry Wish」「青空のラプソディ」とかいう飽きたソングを3つも喰らって精神が披露してしまった。
しかも「青空のラプソディ」では竹達が出てきて肉食って帰るとかいう謎の現象が起きていて、これで竹達のコラボ・シクレ枠が潰されたと思ってさらにキレた。テーマソングのMVで竹達がギター弾くとかいう思わせぶりなことやってるんだから、ちゃんと放課後ティータイムを呼んでください。


19 WANTED GIRL / TrySail
20 Truth. / TrySail
21 adrenaline!!! / TrySail

新曲2つとも音源持ってはいたけど全然聞いてないという痛恨のミスをしていた。「adrenaline!!!」飽きたと思ってたけど普通に高まれたから良かった。


22 Los! Los! Los! / 悠木碧(ターニャ・デグレチャフ)

2日目のマジ高まりポイントその1。休憩中のアナウンスで「ありがたいお言葉があります」みたいなのを言っていてなんだ?と思ってたらこれ。予想はしていたけど本当にやってくれるとは思っていなかったのでマジ高まりした。フェスはこういう可能性の低いものを不意に回収できた瞬間が一番嬉しい。


23 aventure bleu / 内田真礼
24 Smiling Spiral / 内田真礼

1曲目ではんなりしてたらMCで急に「Smiling Spiral」やりそうな雰囲気になって、真礼が曲名を言った瞬間から高まった。ノンタイやるなら新しめで同じく盛り上がりそうな「take you take me BANDWAGON」をやって欲しかった気がしなくもないけど。


25 One Unit / Minami
26 Precious Memories / Minami

「One Unit」とかいうアチアチソングで高まっていないオタクが多すぎてクソデカため息を出してしまった。「Precious Memories」はバチクソ高まってるおじさんがいっぱいいたからいいでしょう。ただ、順当に最新曲披露会ならやっていたはずの「SWITCH」を楽しみにしていたので若干煮えている。


27 Remained dream /茅原実里
28 みちしるべ / 茅原実里

去年盛り上げすぎた反動か知らんけど2曲ともはんなり。この後の高まりのための溜としては良かったんじゃないでしょうか。


29 Sincerely /TRUE
30 UNISONIA / TRUE
31 DREAM SOLISTER / TRUE

2日目のマジ高まりポイントその2。「みちしるべ」「Sincerely」のエヴァーガーデンコンボで未視聴な自分は完全にNしてたんですが、唐突に「UNISONIA」が来て椅子から転げ落ちてしまいました。なんかジャンプうんぬんで騒がれてたらしいですが、「UNISONIA」で飛べてない人アニサマ来る意味ないんじゃないでしょうか。
3曲目はFIRE HORNS交えての「DREAM SOLISTER」。完璧です。やっぱりTRUEはアニソンフェスというものを理解しているし、しっっっっかりと盛り上げてくれるので頼もしいです。今年はテーマソングの作詞やったし来年ぐらいからトリ任せてもいい気がします。


32 360°星のオーケストラ / petit milady
33 世界中が恋をする夜 / petit milady
34 おねんねコンちゃん / petit milady

2日目のブチギレポイントその3。プチミレシクレ枠ってつまんなすぎるでしょ。客の期待を返せよ。しかも、シクレ枠つぶしてそんなに盛り上がらない新曲2つ歌って、3日目にいるはずのポプテピがなぜか2日目にまで侵入してクソ茶番して帰るとかクソにも程があるだろ。こればかりは「OK!」で済まされるような内容ではなかった。


35 JOINT / Mimorin×Minorin(三森すずこ茅原実里

去年と同じコラボ。がっかりすぎる。しかも三森すずこは元々レヴュスタでいるし。


36 Reason!! / アイドルマスター SideM
37 GLORIOUS RO@D / アイドルマスター SideM
38 DRIVE A LIVE / アイドルマスター SideM

「Reason!!」が315にエモかったです。ラスサビジャンプもできたので満足。


39 The Birth / 宮野真守
40 SHOUT! / 宮野真守
41 シャイン / 宮野真守

あまり予習してなくて「SHOUT!」と「シャイン」のラスサビジャンプを逃してしまった。宮野真守はやっぱりパフォーマンスが素晴らしいですね。「シャイン」のサビ前で毎回雌になっちゃう。


42 BEASTFUL / GRANRODEO
43 Deadly Drive / GRANRODEO
44 少年の果て / GRANRODEO
45 Punky Funky Love / GRANRODEO

2015のトリでやらかしてから年が経ち、自分の中ではむしろ好きな部類にまで入ってきたGRANRODEO様。選曲も全部アニタイで良し。谷山紀章が度々空中を蹴る動作やラスサビ開始地点で飛ぶのが見ていて気持ちいいです。最後はFIRE HORNSを交えての「Punky Funky Love」で最高に盛り上がりました。2日連続男性アーティストがトリで、黒バス曲で締めというのもいいですね。

 

総評

「Los! Los! Los!」や「UNISONIA」など所々にマジ高まりポイントがあったのは良いですが、飽きた曲が多すぎたり、コラボ・シクレがゴミだったのがマイナス点。締めを男性アーティスト3連でやるという異例の事態でしたが、むしろ盛り上がったので良かったです。

アニサマ2018感想 1日目

せっかく全通したし感想を書いていこうと思います。まずは1日目。

 

01 DISCOTHEQUE / 三森すずこ×内田彩

2015以来アニサマではμ's声優をまとめて同じ日に出すということをしています。
2015は2日目に内田・Pile・南條が出番連続で歌唱(ミルキィも入れれば三森も出ています)
2016は3日目に飯田・Pile・三森が出番連続で歌唱
2017は2日目に三森と南條(fripSide
で、今年が三森と内田。これだけやられるとアニサマ運営も狙ってやってるとしか思えません。元μ'sファンの自分からすると、去年のSOS団復活のように何をされるかわからないアニサマでこういうことをされて、期待させるだけさせられて結局何も起こらないのは、弄ばれている感じがしてあまり気分が良くありません。だから、三森と内田が開幕コラボしたからといっても全然嬉しくありませんでした。むしろ、アニサマ1日目の開幕にふさわしいもっと豪華なものが見たかったです。(1日目のメンツ的にあまり期待できないかんじでしたが…)
ただ、この「DISCOTHEQUE」という選曲はなんとなく理解できる気がします。去年の3日目のトリが水樹奈々だったので、そこからバトンを受け継いだと捉えられます。でも、DISCOTHEQUEやるならもともとライブでカバーしているPoppin'Partyが同日にいるのに、なぜこの二人にしたのか。


02 流星 / 藍井エイル
03 ラピスラズリ / 藍井エイル

シクレ枠だけど全然隠れていなかったやつ~。出てくるのはわかってたけどタイミングおかしくないですかね?開幕終わって即出てきてそのまま帰るって全然盛り上がらない。SAOの流れで溜めて溜めてやっと出てくる!とかの方が絶対盛り上がる気がします。というかそうしないと楠木ともりが出てきた意味や、春奈るなが「Startear」を歌った意味が薄れませんか?
選曲も問題で。シクレってアニサマにおいて盛り上がりの重要なファクターじゃないですか。1曲目の「流星」もミドルテンポで爆発的に盛り上がるか?と言ったらそうではないので、2曲目はもっと盛り上がる曲をやって欲しかったですね。2年出てなくて「ラピスラズリ」やってないとか曲名が藍井エイルを彷彿とさせるとか、わからくもないけどせっかくシクレで来たんだからもう少し盛り上げてほしかった。


04 SPEED STAR / GARNiDELiA
05 Error / GARNiDELiA
06 君の知らない物語 / GARNiDELiA×中島 愛

ガルニデはアニサマ2015以来なので久しぶりでした。去年のアニマ横浜に行けなかったので「SPEED STAR」を回収できてよかったです。コラボのときにボカロの話題が出てきて、まさかのボカロ曲か?と思ったらsupercellか~といった感じでした。過去に初音ミク出てたこともあったんだし、ボカロ曲やってくれ~。


07 To see the future / レン(楠木ともり)

このタイミングで出てきて一曲退場して本当に何がしたいのかよくわからん。声量足りてないかなあ。


08 Shocking Blue / 伊藤美来
09 守りたいもののために / 伊藤美来

長年?聞きたかった「Shocking Blue」がやっと聞けた。しかもFIRE HORNSの演奏付きで大満足。FIRE HORNSは3日間通していい仕事してくれと思う。「りゅうおうのおしごと」を見ていないので2曲目ははんなり。

 

10 PLEASURE FLAG / DearDream
11 ユメノコドウ / DearDream

解散が予定されていて、最初で最後のアニサマ。曲がエモいので好き。「ユメノコドウ」でラスサビジャンプできて満足。


12 Open your eyes / 亜咲花
13 SHINY DAYS / 亜咲花

アニサマの夢をかなえた若手アニソンシンガー。デビュー曲である「Open your eyes」を歌ってくれたのが良かった。アニメの人気的に「SHINY DAYS」をやるのはしょうがないが、「Eternal Star」が聞きたかった。アニメの人気だけで曲を決めてほしくないが、アニメを見たことによって格段にエモくなる曲もあるので一概に言えない。


14 Bright way / 内田彩
15 So Happy / 内田彩

アニタイ2つだが、どちらも知名度がなくそんなに盛り上がらない。「So Happy」は曲調的に仕方ないけど、「Bright way」は飛びポで飛ばんかい!!普通に「アップルミント」やって盛り上げてほしかった。最新曲披露会もいいけど盛り上げることも考えてほしい、フェスなので。


16 Starlight / 山崎エリイ
17 笑顔に会いたい / みっく&エリイ(伊藤美来×山崎エリイ

「七星のスバル」途中切りしたしED全然聞いてなったし曲調的にもはんなりするしかない。フェスでのこういう時間が無駄すぎるからもっと強い曲か素晴らしいパフォーマンスを持ってきてほしい。カバーも「ママレード・ボーイ」とか知らんし喝すぎる。


18 ティアドロップス / Poppin’Party
19 キラキラだとか夢だとか ~Sing Girls~ / Poppin’Party
20 God knows... / Poppin’Party

今を時めく大人気コンテンツだけあって(1日目前半の中では)盛り上がりはすごかったですね。聞きたい曲はワンマンに行って回収する必要がありそう。SSAで「Time Lapse」聞きたかったけどなあ。
最後にいきなり「God knows…」カバーしだしてビビったけど、前フリも何もないから意味が分からなかった。これ終わって休憩入ったけど、1日目前半は全体的に流れが理解不能でよくわからないし、盛り上がりにも欠けていて正直微妙だった。


21 ファティマ / いとうかなこ
22 LAST GAME / Zwei
23 スカイクラッドの観測者 / いとうかなこ×Zwei

休憩開けはシュタゲのターン。「スカイクラッドの観測者」を回収できたから良し。
こういう作品繋ぎやるならSAOでもやってよ。


24 放課後オーバーフロウ / 中島 愛
25 サタデー・ナイト・クエスチョン / 中島 愛

「放課後オーバーフロウ」は意外。金曜日だけど「サタデー・ナイト・クエスチョン」をやってくれたのは1日目の中でかなり評価ポイントが高い。


26 桃色タイフーン / 春奈るな
27 Startear / 春奈るな
28 瞬間センチメンタル / 黒崎真音×春奈るな feat.大塚紗英&西本りみ from Poppin’Party

「桃色タイフーン」はアニサマの週発売だったけど、ソニーはレンタル遅らすしアニュータにも入ってないので予習できなかった。「Startear」は嬉しいけどやっぱSAOの流れでやって欲しかった。「瞬間センチメンタル」は世代なので刺さりました。


29 décadence -デカダンス- / 黒崎真音
30 Gravitation / 黒崎真音

禁書3期のOPをいち早く聞けて良かった。なんかすごそうな曲調をしていた。禁書3期が楽しみすぎる。


31 極上スマイル / Wake Up, Girls!
32 Polaris / Wake Up, Girls!

DearDreamと同じく解散が決まっている声優アイドルユニット。アニサマ未披露の「7 Senses」や始まりの曲「タチアガレ」をやらなかったのは意外。「Polaris」での演出で普通に泣きそうになってしまった。


33 ユニバーページ / 三森すずこ
34 革命のマスカレード / 三森すずこ

最近「ドキドキトキドキトキメキス♡」にフェスでの立場を奪われていた「ユニバ―ページ」が復活。まあ散々聞いてるから飽きてるんですけどね。5pbのアーティストが揃い踏みなので千代丸作曲の「革命のマスカレード」やるかなあと思ってたら本当にやってくれた。ワンマンでの小林幸子みたいな衣装だったらインパクトあっただろうに。それにしても今年は三森すずこ出すぎでは?


35 VORACITY / MYTH & ROID
36 HYDRA / MYTH & ROID

意外と出番遅かった。MCもなく独特の雰囲気のまま去っていったのがアーティストとういう感じでいい。「VORACITY」が気持ちよすぎて首が吹っ飛びそうになった。「HYDRA」はスクリーンに映るMVが怖かった。


37 化身の獣 / Do As Infinity
38 深い森 / Do As Infinity
39 君がいない未来 / Do As Infinity

3曲枠とは思ってなくて「深い森」をやり始めたときに「君がいない未来」聞けないと思って悲しんでたらやってくれたので最高。「君がいない未来」は犬夜叉完結編のOPで、過去にDo As Infinityが担当した犬夜叉タイアップ曲の曲名が全て歌詞に盛り込まれているのがエモい。
Do As Infinityのボーカルである伴 都美子は、今回のシクレである藍井エイルが一番影響を受けた歌手らしいです。実際、藍井エイルは「深い森」をカバーしています。コラボするかと思っていましたが、しなかったですね~。SAOの流れで出てくるわけでもなく、一番影響を受けた歌手とコラボすることもなく、藍井エイルがシクレで来た意味が薄いなあと感じます。


40 未来の僕らは知ってるよ / Aqours
41 君の瞳を巡る冒険 / Aqours
42 WONDERFUL STORIES~勇気はどこに?君の胸に! / Aqours

去年と同じく3曲半枠。まあ妥当かなあ。「君の瞳を巡る冒険」とかいマイナー曲をフルでやるくらいなら劇中歌の「WATER BLUE NEW WORLD」やらんかい!!本当にこの曲が聞きたかったのでショックが大きすぎます。「勇気はどこに?君の胸に!」は一番サビの途中で急にラスサビになってラスサビジャンプを逃したので許しません。


43 Growth Arrow / OLDCODEX
44 One Side / OLDCODEX
45 Heading to Over / OLDCODEX
46 WALK / OLDCODEX

正直アニサマ前までOLDCODEX鈴木達夫がイキリ散らし野郎だと思ってて全然期待してなかったのですが、トリで大いに盛り上げてくれたので手のひらを180度ひっくり返しました。最近男性アーティストの魅力というかパフォーマンスのパワフルさに惹かれ始めています。「Heading to Over」では客席のペンライトを消すよう指示があり真っ暗なSSAを見られたので、良いものを見させてもらったなあと思いました。「WALK」でアリーナの通路を練り歩くのもかっこよかったです。

 

総評

全体的に、特に前半は盛り上がりに欠けるなあという感じでしたが、最後OLDCODEXがいい感じに締めてくれたのでよかったです。トリがAqoursじゃなくてよかった!!!

アニサマ2018 1日目予想

 

1 Hacking to the Gate いとうかなこ × GARNiDELiA
2 Error GARNiDELiA
3 SPEAD STAR GARNiDELiA
4 SHINY DAYS 亜咲花
5 Eternal Star 亜咲花
6 Starlight 山崎エリィ
7 HYDRA MYTH & ROID
8 VORACITY MYTH & ROID
9 サタデー・ナイト・クエスチョン 中島愛
10 Bitter Sweet Harmony 中島愛
11 桃色タイフーン 春奈るな
12 ユメノコドウ DearDream
13 シンアイなる夢へ! DearDream
14 Bright way 内田彩
15 アップルミント 内田彩
16 7 Senses Wake Up, Girls!
17 7 Girls WarBeyond the Bottom ~ タチアガレ! Wake Up, Girls!
18 化身の獣 Do As Infinity
19 decadence -デカダンス- 黒崎真音
20 Gravitation 黒崎真音
21 Burst The Gravity ALTIMA
  休憩  
22 Time Lapse Poppin'Party
23 最高(さあ行こう)! Poppin'Party
24 Shocking Blue 伊藤未来
25 守りたいもののために 伊藤未来
26 Startear 春奈るな
27 To see the future レン (楠木ともり)
28 流星 藍井エイル
29 IGNIGHT 藍井エイル
30 君がいない未来 Do As Infinity × 藍井エイル
31 Uncontrollable いとうかなこ
32 ファティマ いとうかなこ
33 LAST GAME Zwei
34 純情スペクトラ Zwei
35 Heading to Over OLDCODEX
36 Rage on OLDCODEX
37 未来の僕らは知ってるよ Aqours
38 WATER BLUE NEW WORLD Aqours
39 勇気はどこに? 君の胸に! Aqours
40 ススメ→トゥモロウ ~ 僕らは今のなかで 新田恵海 × 内田彩 × 園田海未
41 Light for Knight 三森すずこ
42 エガオノキミヘ 三森すずこ
43 ユニバーページ 三森すずこ
44 Stand by...MUSIC!!! 全員